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<ミャンマーで今、何が?> Vol.410
2021.02.18
http://www.fis-net.co.jp/Myanmar

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━━【主な目次】━━━━━━━━━━━

■シー・ディー・エムをご存知ですか?

 ・01: 2021年02月17(水)午後8時発表

 ・02: メルマガ現場中継 - ヤンゴン下街より

 ・03: メルマガ現場中継 - ヤンゴン下街より

 ・04: 激動するミャンマー

 ・05: ミャンマーでピン札が流通

 ・公式ツイッター(@magmyanmar1)

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・01:2021年02月17(水)午後8時発表

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陽性感染者数合計:141,690名
新感染者数:31名
死者数合計:3,192名
退院者数合計:130,944名
現在検査中:名(*数字判明せず)
出典:ミャンマー連邦・保健スポーツ省



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・02:メルマガ現場中継 - ヤンゴン下街より

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時間不明だが、昨2月17日(水)午後にマハ・バンドゥーラ大橋は解除が解けた。
その代わりにCDMグループが独特の戦術で大橋上を占拠した。
この英語三文字はBBCやAFPなどの臨時ニュースで見かけた方も大勢おられると思う。

これは「C(市民)D(不服従)M(運動)」の頭文字である。このアルファベット三文字がいまヤンゴンでは旋風となっている。Made in Myanmarの純正英語である。
東京都知事のいかがわしい和製英語とは出来が違う。

自然発生したのは多分ヤンゴンだろう。それがネイピードからマンダレーに。そしてミャンマー全土に拡散し、海外のミャンマー人社会にまで飛び火した。そのスピードはツナミよりも速かった。これこそスマホ革命の威力だ。

歴史に刻まれた過去のデモ方式を完全に覆した。ビルマ語のプラカードは少数組みだ。手で捧げているのは、あるいは棒の先に高く持ち上げているのは紛れもなく“英語”である。この現象を発見した時、ニセ英語教師は勝ったと確信した。自分を褒めたくなった。

もうひとつ発見したことがある。大きく“英語”で書かれたプラカードはタイプ文字で、それらは大量にカラー印刷されている。BBCやAFPがデモ隊をズームインすると、必ず画像を停止させ、この英語を読み取っている。画像⇒停止⇒読み取る⇒画像再開のハイテク技術もマスターできた。

英語が理解できるとホラを吹いているが、実際はこの工程に英和辞書を引く作業が加わる。
英語教師が意味を知らないと恥をかく。繰り返すうちに意味を暗記してしまう。ボケ防止には最高の治療法だ。

髪が抜け落ちることも副作用もない。同病相憐れむボケ老人にお勧めしたい。そういえば貴兄には髪はとっくになかったようだ。失敬!失敬!

賢明な読者は気付かれたと思うが、この“英語”と“大量のカラー印刷”が一瞬にしてネイピードに、そしてミャンマー全土に、それから海外のミャンマー人部落に拡散した。
多分賢明な読者と同じくらい賢明なデモ指導者がいると分析した。

仕掛け人と聞けば島国では電通を思い出す。ミャンマーの指導者はもっと国際的だ。発想が違う。“英語”を武器に若者デモは、その訴えをBBCやAFPをターゲットに発信している。それこそ国際共通語だ。

全地球をカバーする国際的通信社を推進力として利用している。情報を遠くに飛ばし、さらに拡散もできる。そして欧米の政治家に、そして国連に、ミャンマー国軍の過ちをアピールできる。ミャンマーの若者は国際的だ。それがメルマガの分析である。

日本のマスコミは各国に駐在員を派遣している。だが実態はロイター・AP社その他諸々の受売り記事だ。それも咀嚼せずに横流しするので、CDM情報も真実どころか、マチガイが多い。結果的にミャンマーのフェイク・ニュースとして日本国内を毒している。

ところでAP社とはアメリカ最古、最大の通信社で、ダウ・ジョーンズ社と協力して国際経済通信のAP/DJ社も立ち上げている。日本のマスコミにも責任がある。世界水準からすると何周遅れになるのだろう。ぬるま湯方式だとミャンマーに追い抜かれるのも時間の問題だ。

BBCなどの映し出すデモ隊のプラカード一枚一枚を徹底的にモニターすれば見えてくるものがある。これでミャンマー人の性格、特に若者の行動様式も把握することができる。

なぜ名もないメルマガが苦言を呈するかというと、「一寸の虫にも五分の魂」で巨人に八つ当たりしたい。及川幸久のミャンマー解説である。巧妙にスーチー情報を中狂(*失礼、中共のタイプミス)に連結させようとしている。

政治系個人YouTuber再生回数で最高の431万回となってから及川は不遜な態度を取るようになってきた。
YouTubeのオープニング画面をガラリと変え、未来都市を思わせる高層ビルが建ち並び、大都会をも制覇する勢いだ。

そのなかでWISDOMという文字が大きく目立つ。辞書を引くと“賢者”と書いてある。幸福の科学(政党名)のEvangelist(*伝道者)として、自民党の公明党に取って代わろうとしているのだろうか?

日本のYouTuberはTVではない第二の広告収入を目指しているようだ。YouTubeの導入部分で美味しい餌をばら撒き、話題が佳境に入ったところで、これ以降は有料の「オンラインサロン」でと、貧乏人を切り捨てる。

高額の限定会員になれば、アナタだけの取って置き情報を提供する、とリッチ層を煽る。
私の本箱は「どこでもドア」のようなモノだ。驚いたことに大川隆法著『コーヒー・ブレイク幸せを呼び込む27の知恵』が紛れ込んでいた。

だがこのメルマガのモットーは中共も右翼も毛嫌いせずに徹底的に調べることにしている。だから及川幸久のYouTubeは時間をかけて徹底的に目を通している。



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・03:どうして真っ白がシンボルカラー?

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最初安っぽい化粧品会社かと思った。あるいは5Gのスマホかと思った。CDMの話である。
ご紹介したようにミャンマーの若者世代がつくりだした画期的なデモ方式である。

彼らは軍隊の“濃緑色”を支持するのでなく、スーチーの政党色“真っ赤”を支持するのでもない。どちらにも染まらない中間色の“真っ白”をシンボルカラーに選んだ。
だから真っ白のヘルメットに真っ白のTシャツあるいはコスチュームで参加する。

この戦術は知能犯の高等戦術である。
彼らが主張は「国軍の独裁政権には絶対反対」という一点である。
ここがCDMの重要ポイントで、主催者は特定政党ではない。一般の市民団体であるところがミソである。

だからミャンマービールのTシャツを着ていたら、学生から先生は国軍を支持するのですかと詰問された。確かにMビールは濃緑色だ。

国防軍から非難される要因を極力排除した。その努力がありありと見て取れる。
そういう点でミャンマーの若者は純粋なイノセントではない。むしろ巧妙で老獪な域に達している。

マハ・バンドゥーラ大橋の実況放送を続けよう。
警察による封鎖が解除されたとの情報が入った。もちろんスマホでだ。
下街のバス停で一時間待たされたが、橋の上に差し掛かると運転手がこれ以上先へ進めないとアナウンスした。私の生徒も乗客全員が降ろされた。

橋の上では数多くの車両が好き勝手な方向に立ち往生している。全車輌がボンネットを開けたまま張り紙でお詫びしている。ビルマ語で「スミマセン、故障で動けません」と書いてある。仲間の偽装警官がずらりと並び、全員で仕方ないの演技をする。

本物の警官が来たら、彼らが楯になるつもりだ。
大橋上の側道にマイクロバスが停まり、大きく「FREE BUS」と書いた横断幕が掲げられている。
私の生徒は偶然にも当日真っ白なファッションだった。

CDMの仲間と勘違いされてタケタ地区の自宅近くまで送ってもらったそうだ。
あれだけ混雑していた大橋上も偽装警官の誘導で、難なく通り抜けたそうだ。
乗車料金は本当にタダだったと電話連絡が入った。

そして現場の写真・動画をたっぷり撮影できたと、東西南北研究所の秘密情報員は実に有能だ。
国軍の秘密警察よりもはるかに有能だと所長は確信している。

先日は女学生が数人で昼食を作ってくれた。近くの朝市で材料の買出しを手伝った。鶏・豚肉・魚どれにしようか迷ったが全長50cmほどの草魚が4000チャット(*百円の乱暴換算で400円)で魚カレーとなった。

ヤンゴン工科大学の卒業生でパソコン教師をやっている私の生徒が、インドカレーを作ったと1人分突然届けてくれた。大学の同窓生が居ても立っても居られなくなりCDMに参加を決め召集が掛ったという。彼女はムスレムで本場のインドカレーだ。それを近くまで来たと届けてくれた。

コロナウィルスの真っ最中だが、積善の家に余慶ありで、むさ苦しい屋根裏部屋にもカレンな、そして大輪の華が咲くこともある。同時にサプライジングのローカル話題をもたらしてくれる。これこそメルマガのネットワークで情報源として重宝している。



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・04:激動するミャンマー

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今日は2月18日(木)早朝新聞スタンドに行ったらMyanmar Times英語版は無いと言う。必ず購入するからGNLM紙とこの二紙はキープしておいてくれと頼んでおいたのにと不服を言った。また英語を理解する婦人が通訳してくれた。

ミャンマー・タイムズのスタッフが職場放棄してCDMに参加したと言う。そして今日の発行は急遽停止だ。だからCDMを理解しないと、ミャンマーを理解したことにはならない。お分かりいただけただろうか?

実はこれにはさらなる複雑話がある。
有能な女子学生が愚かな軍人に諭すように詳細を説明してくれた。
私のネットワークはすべてスマホで繋がっている。

国軍の広報官の名前はゾーミントゥン少将だ。2月1日のクーデター後、情報省の副大臣になった。彼が呼び集めたのかバカ殿が召集したのかハッキリしない。日刊紙、ジャーナル紙関係の経営陣がその誘いに応じた。

この召集は毒杯を飲めとの脅迫とミャンマー・タイムズの記者・レポーターは判断した。そこで喧々諤々の社内会議が開催され若者グループは職場放棄してCDMに参加することに決めたという。これが本日朝のブレーキング・ニュースで、ミャンマー・タイムズは実際発行されなかった。

私の生徒の解説を裏付けるものは何一つない。事実は何日か経って判明するものだ。私は「ミャンマーで今、何が?」をお伝えしているに過ぎない。今度は新聞社が報道される対象となった。やはりミャンマーは激動している。



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・05:ミャンマーでピン札が流通

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弊研究所近くにUFCビルがある。全体が鏡張りで三菱UFJ、CB銀行などの金融関係が入り、ミャンマーのウォール街とウワサされている。その角地一階にミャワデイ銀行が入っている。
これこそまさに国軍系の銀行で、その名前はタイと国境を接するミャワデイの町から取られた。

民間・政府系銀行も行員がボイコットしCDM運動に出かけてしまった。だから銀行は自然休業のままだ。唯一国軍のミャワデイ銀行が開店しているというので、顧客が列をなした。だが現金不足で入店は60名に限定された。

そして通常は使い古された紙幣が通り相場だが、ピン札の紙幣が出てきたと、ウワサに花が咲く。これは中央銀行がフル回転で紙幣印刷に入ったと情報通が教えてくれた。

ただいま2月18日(木)午前10時40分。
ヤンゴン発信を試みます。すべては神頼み。今日は鳥葬で有名なパルシー教徒の「沈黙の塔」にでも祈りを捧げたいと思います。



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