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<ミャンマーで今、何が?> Vol.472
2021.12.06
http://www.fis-net.co.jp/Myanmar

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━━【主な目次】━━━━━━━━━━━

■ついに敵は動いた

 ・01: 下街情報

 ・公式ツイッター(@magmyanmar1)

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・01: 下街情報

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ヤンゴン市内のチーミンダインで昨5日朝、反政府抗議デモが道路一杯に広がり行進していた。デモ隊の視線は前方にあり後方にはない。その後方から国軍の車がスピードを落さずに突っ込んでいく様がビデオでSNSに流れた。まさかの後方攻撃に逃げる間も無く、次々に撥ねられていく。女性を含め4‐5人が死亡。多数が重軽傷を負った。ライフルで小突かれ、路上に横たわった死傷者は国軍病院に持ち去られた模様。呼吸をしていれば更なる拷問と思われる。現場ではライフルが発射され、デモ隊は武器での報復をSNSで宣言している。完全に市街戦状態となっている。スマホ時代に若者たちはスマホを正しく活用していない。愚かな選択をした。愚者に対しては賢者の道があるはずだ。

同5日午後突然、愚かな国軍指導者MAHはティンウー元将軍とキンニュン元首相を、それぞれヤンゴンの自宅に訪ねた。時間にしてせいぜい20分程度らしいが、BBC・DVBなどが一枚の会談写真とともに報道している。これが今回のタイトル〈ついに敵は動いた〉なのだが、国軍のランクからすると両将軍共にMAHの大先輩に当たる。ナゼ突然の訪問なのか相手が愚者だけにその気持が読めない。

ティンウー元将軍とは、アウンサン将軍の謦咳に接した軍人の1人で今年94歳。軍事独裁者のネウィンに歯向かい重労働の刑務所生活を7年間過ごした。出所すると法律をゼロから学び、弁護士資格を取得した。NLD創設者の1人で、スーチー同様に自宅監禁を何度も経験し、スーチーの同志であり政治的パトロンでもある。数年前に脳梗塞を患い半身不随となり言語も話せなくなったが生来の精神力でリハビリに専念し、現在はほぼ完治したと岩れる。スーチーと同じく、着席している間は背筋を真っ直ぐ伸ばし老齢を感じさせないどころか矍鑠とした古武士の風情がある。

キンニュンは初代軍事独裁者ネウィンの右腕でビルマの首相にまで上り詰め、国軍の情報局の外部にキンニュン独自のインテリジェンス組織をつくり上げ、欧米の識者からはスパイマスターと呼ばれた。将軍・国軍幹部のスキャンダル情報をすべてデータ収集し、ネウィン軍事独裁政権に大きく貢献した。
だがソ連のKGBでキンニュンを上回るスパイ技能を実習した単主絵がワナを仕掛けた。それがネウィン92歳の時で、ネウィンの黒目が白濁した瞬間を待って、ネウィンを自宅監禁し、そしてその男系家族それぞれに国家転覆謀反罪で100年前後の投獄を命じた。
明日6日スーチーに軍事法廷で一方的に下される判決はこの前例に則したモノになるとノンポリは見ている。
このネウィン一家廃絶の現場指揮を命じられたのがキンニュンである。ミャンマー人の性格を分析するときに無視できないのが、自分を引き立てNo.3、そして首相にまでしてくれた恩義あるネウィンを抹殺したのがキンニュンという人物である。
単主絵のワナというのが、ネウィン一家排斥が完了すると間も無く、キンニュンが大量の金塊を軍用トラックに積み込み国外脱出を図ったとして、突然逮捕され、国家反逆転覆罪で逮捕され、国軍外部に設置されていたインテリジェンス組織が完全に壊滅させられた。インテリジェンス組織といっても国軍を上回る大組織である。単主絵の追求は徹底的でその大組織に属していたメンバーは1人残らず投獄させられた。

だがミャンマーで一つだけナゼだか不思議だが抜け道が設けられていることだ。
キンニュンはテインセイン大統領の時代に民主化を唱えて、数多くの政治犯が恩赦を受けひっそりと恩赦名簿に書き加えられ釈放されたことだ。テインセインを民主化に寄与したと賞賛する間違った報道をするマスコミもあるようだが、欧米のジャーナリストはその点厳しく間逆の見方をしている。この点を間違えるとミャンマーの実態は見えない。
テインセインはその後、100年の終身刑だったはずのネウィン男系家族をキンニュン同様に恩赦を与え無罪放免としている。
そのネウィンの孫がヤンゴン空港と市内のシャトルバスを運営する黒幕だと最近判明し、会社設立時に銀行借受した借金を滞納し続け、国軍系銀行から督促され、大きな話題となった。

さてそこで下街情報の本題に入るが、MAHがティンウー元将軍とキンニュン元首相を突然訪問とあるが、その前にすべきは首都ネイピードに豪邸を構える単主絵の意向を伺うことではなかろうか。
恩義ある単主絵を麻薬漬にして黒目が白濁するのを加速させようとしているのではと睨んだからだ。ビルマ・ミャンマーのクーデター史を熟読すれば、歴史が繰り返されているのが見えてくる。しかもこの極秘情報をロシアのスパイマスターに安売りして単主絵と政商テイザーが開拓した金の卵を分捕ろうとしている。
ネウィンと単主絵は隣国中国朝貢で終始したが、MAHはそれを中国からロシアに乗り換えただけである。国を売ったと言うことでは変わりない。異常なまでにスーチーに売国奴の濡れ衣を着せようとしているが、これは自分の罪状をゴリ押ししているに過ぎない。
本来は11月30日がスーチーの罪状のいくつかが軍事法廷で一方的に宣言されるはずであったが、肝っ玉のチッチャイ男は一週間先延ばしにして、明日12月6日がその日となった。
その前日となってティンウー元将軍とキンニュン元首相を訪ねるのは、精神的にうろたえているとしか思えない。元々狂っているが、精神的に異常をきたしたのだろうか?

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ただいまのヤンゴン時間12月6日〈月〉午前5時16分。発信トライ。

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